![]() このページでは、Bow。が所有している自動車たちとそれぞれへのそのときどきのBow。の想いを紹介しています。Car Magazine読者の方々はご存じのとおり、Bow。の古い自動車への興味は尽きません。手に入れて1ケ月もたたずに、また他の自動車がラインナップに加わったり、手放した同じ自動車がまた戻ってきていたりすることがよくあります。 Bow。が手に入れたナンバーがついている自動車は、すべて、きちんとBow。(=池田和弘)に名義変更されています。レース用の自動車も、一部共同ですが、ちゃんと購入したものばかり。仕事がら、いろいろな自動車に乗ることはできますが、それを所有することにはBow。のこだわりがあります。 ![]() by Bow。 たまたまBow。には、普通の人よりも、いいなあ、と思う車がたくさんあるだけなのです。 ──全部、買って持ってるというと、まるでお金持ちに思われるかも知れないけど、そんなことはなくて、ほとんどが車好きの仲間から、お友達価格で譲ってもらったものばかり。もちろん手放すときもお友達価格なので、維持費とか、修理費とか、結局大赤字(笑)。でも、やっぱり所有してその車を知りたい、ってのがあるからね。実際に感じることや、その経験は、絵を描くためお大きな財産だし。 まずは、過去の遍歴。 ──免許を取って、初めて買ったのがトライアンフTR-3A。2年後に今持っている2台目を買って、それからずーっと。もう1台がいろいろと代わった。フォードグラントリノ('75)、ロータスヨーロッパS-2、ケイターハム7、MG-B、モーガン+8、MGC GT、トライアンフTR6、ロータスヨーロッパSPL、ジャガーEタイプS1、オースチンヒーレー3000MK3、ジャガーXJ-S V12などなど、他にもいろいろ。 Bow。は、オートバイも大好きです。現在もCLUB MANというオートバイ雑誌に、「スケッチインニュートラル」という連載ページを持っています。「スケッチインニュートラル」は単行本にもなってます。オートバイでのたくさんの冒険が描かれています。今は、所有しているオートバイは、Norton Command プロダクションレーサー1台だけ。もう20年近くエンジンも動かしてなくて、きちんと整備し直したいけど、もう体力的に乗れないかなあ、とのこと。 ということで、2006年11月26日現在の所有車のご紹介。まずは、Bow。のイメージリーダーカー。
TRIUMPH TR3A
![]() 1959年式。ナンバーあり。走73,000 mile位。33年間保有。6年前にレストア。 ──30年以上、持ってきて、最近その良さをつくづく、しみじみ感じるようになってきた。ロータスやヒーレーや、E-Typeだのフェラーリだのいろんなものに乗ってみて、「シンプルさ、古すぎない」なんてところがやっとわかるようになってきた。これはずっと手放さないよ。 撮影時には、フューエルポンプのパッキンから燃料もれ中。それ以外はまったく問題なし。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2台目は、最近のナンバー付き車では長居しているオールズモビルカトラス。
Oldsmobile Cutlass
![]() 1965年式。ナンバーあり。走100,000km。2004年購入。 ──走ってるとそんなに感じないのに、デニーズの駐車場にこれで行くと、やっぱでっかいなー、と思う(笑)。ちょうどしばらくカマロが途切れてるけど、アメ車はこうでなくちゃ、という気分も代表してくれてるかな。 ![]() ![]() 3台目は、3台目?のE-Type。
Jaguar E-Type シリーズ2-4.2
![]() 1966年式。ナンバーあり。走不明。2006年2月購入。E-Typeは3台目。 ──1台目のE-Typeは、1年半乗って、98年に手放したけど、なんだかやり残したというか未練というか、味わい尽くせなかった、みたいなものがあってね。2台目を手に入れたのが2001年。整備が必要なところが多かったけど、80〜85%になって満足して…手放したんだけど、今度のクーペをまたまた入手。詳細はカーマガジン#335参照。 ![]() ![]() 4台目は、TR-4A。
TR-4A
詳細はカーマガジンNo.331を参照。 ここから3台は、ナンバーのないレーシングカーたち。
Lotus 47GT
![]() 1967年式。ナンバー、書類なし。走不明。 ──'67年のBOAC500mile レースには、Ford GT40、ローラT70、シャパラル、フェラーリP2,P3、カレラ6、47GTなんて車たちが出てた。で、そのときに走っていた自動車のどれか1台でも所有できたら、と思ったけれど、経済的に買えそうなのは、シェブロンB8と47GT。ちょうど、テキサスでバラバラになっている47GTがあるという情報があって、友人の松浦健と共同で手に入れた。ほんとに本物かなあ、と思ったりしたけど、バラバラのパーツのすべてに47GT-○○っていう刻印があって、嬉しかった。4年かかって、仕上がって、その後3年、サーキットで遊んだりしてる。さっき言ったような車たちとだったら交換してもいいなあ。Ford GT40だったらすぐ(笑)。47GTは、世界で50台生産と言われてるけど、ほんとは30台くらいじゃないかという説もある。でも、この47GTは、'67年のルマンに出てた車と同じカラーリングだったので、スペアカーだったのかもしれない、もしそうだったらすごい価値だぞ、という楽しい夢も見たりしてる(笑)。 ![]()
Bow-Ken Special
![]() TR3A。ナンバー、書類なし。走不明。 ──'80年頃、友人の松浦健と、部品取りのために買ったTR3Aが意外にしっかりしてたんで、ほとんど2人でレーサーに仕上げたのがこの車。5年位サーキットの草レースで遊んで、友人に譲ったんだけど、去年の暮れにまた戻ってきたんだ。インパネやバルクヘッドも自分でアルミ板を買ってきて作ったりして、当時のこだわりの集大成。これから、また、サーキットで遊ぼうと思ってるんだ。 詳細はカーマガジンNo.285の記事も参照。 ![]() ![]()
マーチ
1979年型F-3。NOVAトヨタ2000cc。 ──葉巻型フォーミュラのロータス31から、昨年このマーチに代わった。現在は松浦健がレストア中。これは僕のサーキットコース上での観覧席。フェラーリF-1やロータス、ブラバム等々のフォーミュラカーたちを、走りながら、同じ視線で眺められる。コース上で、フェラーリF-1にブチ抜かれる時の感動といったら、もう、たまらないよ。 Bow's GARAGEの新人は、もう何台目かのXJ-6。
Jaguar XJ-6 4.2
![]() 1984年式。ナンバーあり。走78,000km。2006年11月購入。 何台目だろう、XJ-6(笑)。エアコン、ブレーキその他いろいろ直して、やっとここに来たところ。今はこれが足。 ちなみに、XJ40ダイムラー('87)、XJ6('85)、XJ-S('88)、XJ6('86)…などなどXJシリーズは、ほんとに何台乗ったかわからない位。 さて、次にBow's GARAGEに加わる自動車は? |